4月から新しい学期が始まり、早くも1ヵ月が経ちました。新入生のみなさんは、日本の生活にだんだんと慣れてきた頃でしょうか。
5月2日に、今学期の社会見学「オリエンテーリング」を行いました。東京ギャラクシー日本語学校は、周辺に様々な名所がある場所に位置しています。そんな学校の周りをクラスの友達と散策することで、日本文化に触れながら日本語でコミュニケーション活動もできるイベントです。
この行事が行われる前に、上級レベルの学生が、初級~中級前半レベルの学生に散策する場所の紹介を日本語で発表するという授業時間がありました。当日散策する、日本橋、月島、人形町、門前仲町、築地を街の歴史や特徴、有名な食べ物など文化を日本語で紹介してくれました。
歴史や文化を日本語で説明することは簡単ではないですが、上級レベルの学生は流暢な日本語で、そして分かりやすくジェスチャーも交えて紹介してくれました。先輩が説明してくれた内容を踏まえて、当日実際にその場所を訪れることで理解がより深まりそうですね。
当日のオリエンテーリングでは、名所で指定のポーズで写真を撮ったり、訪れた場所を連想して川柳を作ったりと場所を散策するだけではなく様々なミッションがあります。普段教室で勉強しているとなかなか話ができないクラスメイトもいるかもしれませんが、イベントを機により友達との交流が深まり、日本語の練習にもなったことでしょう。