東京ギャラクシー日本語学校で日本の大学院進学を目指して地道に勉強してきたイムさんが、明治大学大学院政治経済学研究科に合格しました。
いつも模範的な姿勢で勉強に取り組んできたイムさんに、これまでどのように勉強してきたのか、どんな留学生活を送ってきたのかインタビューをしました。
日本の大学院受験準備に一番役に立った授業は何ですか?
大学院に関連した選択授業が一番役に立ったと思います。もちろん他の選択科目も日本語力向上に役立ちましたが、“研究計画書作成方法”という実質的に進学に直結する部分は、大学院に関連する選択科目授業を通してとても役に立ちました。
明治大学大学院に無事に合格できた秘訣について聞かせてください。
もちろん人それぞれ方法があると思いますし、私が行った方法が一番効率的だとは言えませんが、ただ勉強を続けていたことが一番役に立ったのだと思います。平日は学校が終わった後お昼を食べてそのまま図書館に行って勉強をし、週末は図書館の開館時間から閉館時間までずっと勉強していました。
感謝を伝えたい東京ギャラクシーの先生について教えてください。
日本に来たばかりで未熟な日本語でも熱心に教えてくださった中川先生、そして食事の時間まで減らして面接練習をしてくださった熊崎先生です。もちろん東京ギャラクシー日本語学校すべての先生に感謝していますが、特にこの2名の先生が記憶に残っていて感謝を伝えたいです。
東京ギャラクシー日本語学校に入学を決めた理由は何ですか?
2年4ヶ月の軍人生活を終えてすぐに日本留学を決めたため、他の人より留学についての情報が不足していましたが、留学前の準備や学校のカリキュラムについて細かく説明してくれた東京ギャラクシー韓国事務所の方々のおかげで入学を決めました。
東京ギャラクシー日本語学校に入学してどんな実力が向上したと感じますか?
まず私は、ひらがなさえも分からず留学に行きましたので、東京ギャラクシーに入学してから日本語の実力がとても向上したと思います。聞く、書く、話す、なに一つちゃんとできるものがなかったので、私の日本語の実力は東京ギャラクシーと共に成長したと言えますね。
日本に来てから1年6ヶ月程度経ちましたね。日本に来たばかりのときと比べて現在の日本の生活はどうですか?
看板に書いてあるひらがなさえ読めない状態だったので“だれか話しかけて来ないかな”また、お店で何か買うときに“日本語で話しかけられたらちゃんと答えられるかな”という恐さでいっぱいでした。今は驚くことに、日本語の実力について褒めてもらえるほどになり、特に問題なく生活しています。
日本の大学院進学を計画している後輩たちにアドバイスをお願いします。
もし留学前に時間的余裕があれば、英語の勉強とJLPTの勉強をして来て下さい。大学院入学試験により多くの努力を注ぐことができると思います。経営や経済を専攻して大学院進学を目指す韓国の方が多いと聞きましたが、途中で諦めてしまう方も多いと聞きました。諦めずに最後まで一生懸命やれば、必ずいい結果が出ると信じています。頑張ってください。
これから明治大学大学院で何を目標に勉強する計画ですか?
私は人口の高齢化問題と対策を分析する主題を取り扱う計画です。些細なことかもしれませんが、これから超高齢化社会に直面する母国、韓国の役に立ちたいという気持ちでいます。
イムさんの大学院受験準備、留学生活についてのお話はここまでです。イムさんは常に計画を立てて実践し、目標を達成する強い意志を見せてくれました。授業のときは積極的な発言を通して周りの人にも良い影響を与えたことでしょう。
明治大学大学院でも人々に良い影響を与えながら勉強頑張ってください!
インタビュー対応していただきありがとうございました。